ひとりでも、安心できる毎日へ

私たちにとって、「住まい」と「暮らし」は、とても大切なものです。

しかし昨今、その住まいと暮らしに不安を抱える方々が、高齢者を中心に増え続けています。
かつてのように、何かあった際には子どもや兄弟、親戚同士で助け合うという関係が希薄になってきたことなどが、主な要因と考えられています。

今後、2030年までに国内の高齢者世帯は1,500万世帯を超え、その半数以上となる約900万世帯が単身世帯になると予測されています。
お一人暮らしの方の中には、介護施設への入居や入院の際に身元保証人（身元引受人）を立てることが難しい方、日々の暮らしを見守り・駆けつけてくれる近親者がいない方が、多くいらっしゃいます。

こうした身元保証や見守り、緊急時対応に関しては、介護保険や福祉制度だけでは対応が難しく、
現在「支援の隙間」となっているのが現状です。

私たちは、その支援の隙間に直面して困っている当事者や支援者の方々と向き合い、
「自分たちにできることは何か」を考え、できる限りの支援を続けてまいりました。
それが、このライフアカウント事業を立ち上げるきっかけとなりました。

これからの社会において、支援を必要とする人も、支援を行う人も、それぞれが安心し、
充実した毎日を過ごせる未来の実現に向けて、私たちは挑み続けます。